導入事例05 ネットワーク型デジタコ  DTS-C1D 太陽運輸倉庫株式会社様 「デジタルの効率化とアナログのきめ細かさで荷主様ひとりひとりにお応えします。」

鹿児島、宮崎、福岡、佐賀に拠点を持つ、太陽運輸倉庫様。コンビニへの食料品、日用品の配送、物流センター業務から、家具や衣料などの一般貨物輸送、さらに引越まで、幅広い事業を展開されています。全社で180台の車両を所有され、配送エリアも九州全域を中心に全国規模となっています。

▲ドライブレコーダ搭載ネットワーク型デジタコ
 DTS-C1D

導入のきっかけ

▲常務取締役 重久 三郎様

燃料費を削減するために、他社製のドライブレコーダを10数年前に採用した太陽運輸倉庫様。「運転成績の評価機能が搭載されていた機種だったので、そのデータを元に指導を行っていました。しかし、その効果にも限界を感じて、富士通のドライブレコーダ搭載ネットワーク型デジタコ DTS-C1Dへの更新を考えたのです」と、お話しくださった常務取締役の重久様。導入されて、まだ半年程度の短期間ながら「期待以上の効果が得られ、導入を決めた立場として満足です」と、ご評価いただいています。

課題、効果

運転指導、運行管理レベルアップのために導入。

ベテランドライバーの経験頼りの対応から、従来のドライブレコーダの運転評価データ活用へ、そしてネットワーク型デジタコの導入による多彩な情報の収集・活用へ。運転指導と運行管理をレベルアップされています。

緊急時への対応  導入後すぐに動態把握の威力を実感。

「ネットワーク型デジタコを導入して間もない頃、車両が追突事故の被害に遭ったのですが、あの時は動態把握の便利さを実感しました。すべての車両の位置が一目瞭然。事故現場へ最寄りの車両をすぐに急行させられました」と、吉田物流センター長の有村様。コンビニへの配送を行っている企業にとって店着時間の遅れは許されません。危機管理の大切さを再認識した、とお話しくださいました。

コミュニケーション強化 ドライバーとの会話が運行管理には重要。

ドライバーと事務所側とのコミュニケーション向上のために、音声通話オプションも導入。庫内温度などの定期連絡に活用されています。重久常務様にお聞きしました。「ドライバーからの報告が重なる時間帯も、留守電機能で内容をしっかり確認しています。従来の無線機では通話信出来なかった山間部も今は大丈夫。事故や災害時の緊急連絡用としても活用する予定です」。

経済面のメリット 「期待以上の経費削減」

従来、活用されていた他社製ドライブレコーダでも、十分に燃料費の削減効果があった太陽運輸倉庫様。ネットワーク型デジタコには、それ以上のコスト削減効果は期待されていなかったようですが、さらに燃費は向上しました。「速度超過や急発進、急加速などの違反を音声でしつこく知らせてくれます。これが効果的だったんですね。燃費の向上に加え、従来のメモリカード費用も含め思った以上に経費が削減できました」。

業務の効率化 デジタルとアナログの両面から効率化を。

「デジタルも便利ですが、人と人のアナログの対応も重要なんです」と重久常務様。「当社では個別面談や班対抗の運転成績競争を実施しています。荷物の種類も輸送ルールもお客様によってさまざま。共通で効率化できる部分とそれ以外を分け、アナログ的なきめ細かい対応をしていかないとお客様の要望にはお応えできません」。仕事の効率だけでなく「人」を見つめ、課題を解決していく、重久様ならではのお考えをお持ちです。
  • ▲「事故も減ったと感じています」と
    吉田物流センター長の有村様

  • ▲音声通話もできる事務所側パソコン

  • ▲「本人の自覚こそ大切」と重久常務様

  • ▲安全運転を見守る車載カメラと
    音声通話用のハンドセット

  • ▲いろいろな施策で安全運転の徹底へ
    アプローチ

  • ▲会議室に備えられた安全運転確認用の設備
    半年に一度のチェックを全ドライバーに
    義務づけている

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太陽運輸倉庫 株式会社

設立 1968年7月1日
本社所在地 鹿児島市西別府町2941-14 鹿児島流通団地内
TEL 099-281-1000
代表者 代表取締役 重久 修一
資本金 8,000万円
売上高 26億円
従業員数 189名
  • 食料品貨物全般引越
  • 輸配送全般
  • 九州全域
  • 車両180台
  • 拠点8ヵ所